野生鳥獣の農作物被害8億円減 農水省2018年10月29日
農水省は平成29年度の全国の野生鳥獣による農作物被害状況を10月26日公表した。

被害金額は164億円で前年に比べ8億円(5%)減少した。被害面積は5万3000haで前年比1万2000ha(18%)減、被害量も47万4000tで同1万3000t(3%)減となった。
主な獣種別にみた被害金額はシカが55億円で前年比1億円(2%)減、イノシシは48億円で同3億円(6%)減、サルは9億円で同1億3000万円(12%)減となった。獣類の被害金額に占めるシェアはこの3種で87.5%を占めており、そのうちシカは44.9%となっている。
一方、鳥類ではカラスが被害金額に占めるシェアがもっとも大きく45.9%、次いでカモ14.0%、ヒヨドリ12.7%。
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