小麦の着粒数を制御する遺伝子発見 農研機構2019年2月26日
農研機構と鳥取大学などの研究グループは2月22日、小麦の着粒数を制御する遺伝子を発見したと発表した。
農研機構、鳥取大学、北海道総研、ライプニッツ植物遺伝学・作物研究所(ドイツ)、ヘブライ大学(イスラエル)ほかの研究グループは共同で、小麦の着粒数を制御する遺伝子「GNI1(ジーエヌアイワン)」を発見した。
同遺伝子がコードするタンパク質の105番目のアミノ酸がアスパラギンからチロシンに変わることで、小麦の粒数が10%程度増えることが判明。さらに実験ほ場で収量性試験を行った結果、穂あたりの粒数の増加で収量も10~30%高くなることが確認された。
日本産小麦「きたほなみ」の多収性には、この遺伝子が関わっていることも分かり、GNI1に着目した「DNAマーカー選抜育種」や「ゲノム編集による新品種開発」などへの応用が期待される。
(関連記事)
・小麦収穫量 15%減少-30年産全国統計(18.11.26)
・産業界との連携を強化 農研機構(18.10.30)
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