産業界との連携を強化 農研機構2018年10月30日
農研機構は、10月1日の組織改革で本部に産学連携室を新設し、地域ハブコーディネーターを配置した。また、食農ビジネス推進センターと全国にビジネスコーディネーターを配置し、産業界との連携を強化する。
農研機構は、政府が掲げる超スマート社会「Society 5.0」の農業・食品分野での実現に向け▽産学官連携活動を通じて、社会にインパクトのある農業・食品分野における研究成果をコアとしたビジネスモデルを構築し、社会実装を推進▽ビジネスモデルの展開により民間投資を誘発▽農研機構の開発技術を公設試、営農者など農業界の隅々まで展開することを目的に、本部組織の中に産学連携室を新設した。
同室では、地域ハブ機能を強化するため、産学連携コーディネーターは地域の大学などと連携し、民間を巻き込んだ公的外部資金の獲得を目指す。農業技術コミュニケーターは、農研機構の開発技術を公設試験所、都道府県などと連携し、農業界へ展開し、農業情報研究センターと連携して生産現場における人工知能応用技術を含めたデータ駆動型農業を推進する。
産業界との連携は、食農ビジネス推進センターを中核とし、農業界への開発技術の浸透は、地域ハブコーディネーターが統括して、地域農業研究センターの産学連携室のハブ活動を強化する。
(関連記事)
・農業界・産業界にとって頼りになる農研機構に(18.04.06)
・農林中央金庫が農業ベンチャーを支援(18.05.30)
・日本美食(株)の株式取得 農林中金(18.07.24)
・【インタビュー・吉川はじめ社民党幹事長 】若者が定着できる農業政策を(18.05.29)
・米中貿易戦争とニッポン農業【中岡望・東洋英和女学院大学大学院客員教授】(18.04.18)
・(118)大枠合意は木材自給率向上の妨げ(17.08.06)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日