豊橋バイオマスソリューションズとイオンアグリ創造が共同研究 今春からミニトマト生産開始2026年2月9日
イオンアグリ創造と豊橋バイオマスソリューションズは、農林水産省「中小企業イノベーション創出推進事業費補助金(フェーズ3基金)」の採択事業として、共同研究に取り組んでいる。今年度中に、埼玉県加須市内にある循環型農業実証施設「加須サーキュラーエコノミー研究拠点」(図1)において、小規模メタン発酵プラントとプロバイオポニックス技術を組み合わせたミニトマト栽培施設が完成し、今春からミニトマトの栽培試験を開始。両社は同実証を通じ、化学肥料および温室効果ガス(GHG)排出量の削減を実現する新しい循環型農業のモデルを提案する。
図1:加須サーキュラーエコノミー研究拠点
イオンアグリ創造は、自社直営農場から営農活動の環境負荷低減に積極的に取り組んでいる。また、豊橋技術科学大学発ベンチャーの豊橋バイオマスソリューションズは、地域の未利用バイオマス資源を活用した循環型エネルギー供給システムの開発に注力してきた。小規模廉価型のバイオガス発電システムを実現するなど、バイオマス資源の種類と量に応じたプラントの試験、設計、施工、メンテナンスまで一貫管理できる技術力が強みとなる。
図2:同事業で実証する循環型モデルの概要
両社は2025年6月から共同研究を開始。持続可能な農業経営と地域社会への貢献を目指し、先進技術の社会実装を加速させる。この取り組みでは、イオン埼玉久喜農場で発生する農業残渣と、イオンモールが運営するイオンモール春日部の専門店において発生する食品残渣から、メタン発酵技術を用いてエネルギーを取り出し、さらにその廃液を「プロバイオポニックス技術」を用いて液体肥料に再生。隣接するハウスではこの液体肥料を使ってミニトマトを生産し、イオングループ店舗へ商品として供給することで、地域内でエネルギーと窒素資源を循環させ、GHG排出量を削減するモデル(図2)を実証する。
図3:プロバイオポニックスの概念図
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