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【加工原料乳補給金】酪農家支援へ7万トン増2026年2月9日

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農水省は、生乳需給緩和が深刻化する中で、緊急対策として加工原料乳の補給金対象数量を7万トン増加して350万トンにする。飲用牛乳の消費低迷で加工向け拡大を踏まえ、補給金対象数量を増やして酪農家支援を拡充した。(農政ジャーナリスト・伊本克宜)

牛乳需要低迷で脱粉、バター向け補給金対象拡大へ緊急措置する(首都圏のスーパーで)牛乳需要低迷で脱粉、バター向け補給金対象拡大へ緊急措置する(首都圏のスーパーで)

■飲用低迷の"救済策"

加工原料乳補給金は、北海道を中心とした乳製品仕向けの酪農家の手取りに直結する。農水省は毎年12月下旬に、畜酪政策価格・関連対策の論議の中で、用途別に全体の生乳需給を踏まえて、補給金対象の限度収量となる総交付対象数量を決める。

25年度は343万トンとした。補給金対象数量がどうなるかで酪農家の手取り、所得が左右されるため、決定には政府・与党の政治判断が加わる。25年8月からの飲用向け生産者乳価キロ4円引き上げに伴う、スーパーなどの末端小売価格は牛乳1パック(1リットル)で約10~20円程度引き上がった。酪農家の生産コスト増加を反映した措置だが、米価を筆頭に食品全体の値上げと重なり、牛乳消費は前年度割れが続く。

牛乳消費低迷で乳製品に回る生乳が増え、結果的に補給金対象数量を大幅に超す加工向けが発生。北海道を中心に酪農家の所得減が懸念されていた。今回の補給金対象7万トン増加の緊急対策は、飲用低迷の酪農家救済策の側面が強い。

■2年連続「350万トン」を確保

補給金対象数量を年度途中で増やすのは初めて。それだけ、生乳需給緩和の深刻さを裏付ける。

財源は農畜産業振興機構(ALIC)予算から4億円2000万円を充て、バター・脱粉需給不均衡是正へ生乳流通改善緊急特別対策事業を措置した。補給金交付の限度数量は25年度、畜産局が生乳需給改善を念頭にいわば"3階建て"となる柔軟な対応を取った。乳製品需要に伴う同省予算で措置する補給金制度本体(325万トン)、需要堅調なバター向けALIC予算による補給金と同単価の支援(5万トン)、過剰の脱粉も念頭にALIC予算による補給単価の半額支援(13万トン)、これらを合計した343万トンだ。

この343万トンに今回の年度途中の緊急対策7万トンを加え、最終的に350万トンが補給金対象数量となり、酪農家の手取り確保の支援を拡充した形だ。25年度の補給金単価は生乳キロ当たり9円9銭。年末の畜酪政策論議で26年度の補給金総交付対象数量は、25年度と同様の手法で、補給金制度本体にALIC予算支援を含め350万トンで決定した。これで、25、26年度とも20万トン分はバター分のみ支援の原則「半額手当て」だが、2年連続で交付対象の限度数量は実質350万トンを確保したことになる。

■脱粉在庫削減とセット

留意点は、今回の緊急の救済措置が記録的な過剰が積み上がる脱粉在庫縮減とセットなことだ。

追加の7万トンは需要が堅調なバターに仕向けられる分だけが支援の対象で、補給金の半額を交付する。交付条件として、3月の25年度末の脱粉在庫量を8万トン以下と明記。未達成なら4分の1の単価に減額する。

こうした中で、酪農・乳業界で構成するJミルクは、1月から需給変動対応の基金を発動した脱粉削減対策に乗り出している。25年度第4四半期(26年1~3月期)で、年度末8万トン超と予想される脱粉在庫を1万2000トン削減の7万2000トンにまで縮減する対応を進めている。

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