砂糖消費量は186万tと微増 令和元年度の需給見通し2019年9月27日
農林水産省は9月26日、「令和元砂糖年度及び同年度10?12月期における砂糖及び異性化糖の需給見通し」を公表した。
同省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」にもとづいて、砂糖などの適切な価格調整を図るため、四半期ごとに砂糖と異性化糖の需給見通しを作成している。今後の消費量と需給量の見通しを示すことで生産者や製造業者、実需者などに役立ててもらうことが目的だ。
これによると、分蜜糖消費量の見通しでは、近年の消費動向などを総合的に勘案し186万t(対前年比1.6%増、2900t増)で、10?12月期の見通しは、近年の四半期別消費動向を踏まえ50万3000tとなった。
含蜜糖消費量の見通しでは、近年の消費動向などを総合的に勘案し、3万6000t(対前年比同)。10?12月期の見通しは、近年の四半期別消費動向を踏まえ6900tとなった。
加糖調製品消費量の見通しでは、近年の消費動向などを総合的に勘案し、52万6000t(対前年比同)。10?12月期の見通しは、近年の消費動向などを総合的に勘案し、15万4800tとなった。
異性化糖消費量の見通しでは、近年の消費動向などを総合的に勘案し、83万4000t(同1.5%増、1万2000t増)。10?12月期の見通しは、近年の四半期別消費動向を踏まえ18万5900tとなった。
なお、分蜜糖とは砂糖製造方法の違いによる分類で、上白糖、グラニュー糖、三温糖、氷砂糖などが代表的。含蜜糖は砂糖を作る際に結晶と糖蜜を分けないもので、黒砂糖やメープルシロップ、カソナードなどがある。また、異性化糖とは、ぶどう糖と果糖の混合液糖で、主に清涼飲料に使われる。
消費量の見通しと供給量の見通し

重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































