ワクチン接種済み農場で子豚にCSF 愛知で18例目(国内51例目)2019年12月18日
農林水産省は12月17日、愛知県で国内51例目のCSFの患畜が確認されたと発表した。
場所は愛知県田原市で1754頭が飼養されていた。
愛知県によると11月2日に同農場内のすべての豚にワクチンを接種し、さらに26日にも追加接種した。
12月16日に子豚の下痢検査のため家畜防疫員が農場に入ったところ、死亡子豚を確認した。死亡した子豚と周辺5頭についてCSF検査を実施したところ6頭すべて陽性と判定された。
これらの子豚は約30日齢のためワクチン接種前だった。そのため陽性反応がワクチン由来か、野生ウイルスかを確認するため農研機構動物衛生研究部門で遺伝子解析したところ、ワクチン由来ではないことが判明した。
愛知県は当該農場での殺処分、消毒などの防疫措置を講じている。
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