米国サウスカロライナ州からの家きん肉など一時輸入停止 農水省2020年4月14日
農林水産省は4月10日、米サウスカロライナ州からの家きん肉等の一時輸入を停止すると発表した。
米国サウスカロライナ州の七面鳥農場で、高病原性鳥インフルエンザ（H7N3亜型）の発生が確認されたと4月10日、米国政府から通報があった。
そのため、農水省は同病の日本への侵入防止に万全を期するため、同国サウスカロライナ州全域からの家きん肉等の輸入を一時停止した。
この措置は今後、米国政府から提供される情報に基づき、当該発生が野鳥に由来するもので、防疫措置により封じ込められていることが確認できた場合には、一時停止措置の範囲を郡単位に縮小する場合がある。
なお、同省は、発生国または地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を停止するのは、日本で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではないとしている。
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