「農業DX構想」の実現へ 統合人事システム「COMPANY」導入 農水省2021年9月22日
株式会社Works Human Intelligenceは、デジタル・ガバメント実現のため、農林水産省が人材情報管理の基盤として統合人事システム「COMPANY」の導入を決めたことを発表した。
農水省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づく農業・食関連産業のデジタル変革(DX)の実現に向け、3月に「農業DX構想」を策定。現場」「行政実務」「現場と農林水産省をつなぐ基盤の整備」の各分野からプロジェクトを推進している。これらの実現に向けて、同省は自ら業務の効率化・省力化を進めるため、農業DX構想の策定に先駆け、2020年1月から省内全課で業務の抜本見直しに取り組んでいる。
農水省の人事や勤務時間管理等の内部管理業務は、各種規則等に基づく事務の複雑さに加え、表計算ソフトと紙主体の運用により、業務が広範囲で煩雑化し非効率であることから、内部管理業務全体の抜本見直しを加速化する手段として、パッケージソフトを前提とするシステム導入を検討した。
統合人事システム「COMPANY」は、標準機能のメニューが豊富で、農水省が導入を予定している対象業務への網羅性が高い。また、カスタマイズせずに導入が可能で、導入効率やコスト面・保守面での優位性等に期待できることから採用された。
農水省は、「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」「COMPANY Talent Management」を導入し、2022年1月に同省5000人の勤務時間管理を先行稼動する予定。また、それ以降、稼動機能・範囲を順次拡大し、2023年1月にはシステムを完成させ、全国2万4000人の職員が利用することになる。
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