耕地面積 2万3000ha減少 ▲0.5%-2021(令和3)年 農水省調べ2021年11月5日
農林水産省は2021(令和3)年7月15日現在の耕地面積をこのほど発表した。
全国の耕地面積(田畑計)は439万9000haとなった。荒廃農地からの再生で7410ha増加したが、耕地の荒廃が1万2800haほか、宅地転用も含めて3万800ha減少したため、前年にくらべ2万3000ha、0.5%減少した。
全国農業地帯別にみると、北海道は前年と同じ114万3000haだが、九州は前年にくらべ▲5200haで51万5200ha(1.0%減)、関東・東山は同▲4500haで69万9200ha(0.6%減)、東北は同▲3200haで82万3900ha(0.4%減)となった。
10年前の2011(平成23)年の農地面積は456万1000ha。この10年間で21万2000ha減少した。減少率は約4.6%となる。
田の耕地面積は236万6000haで前年に比べ1万3000ha(0.5%)減少した。農業地域別にみると関東・東山は2700ha(0.7%)、九州は2700ha(0.9%)、東北は2100ha(0.4%)減少した。
畑は198万3000haで前年に比べ1万ha(0.5%)減少した。農業地域別にみると前年にくらべ九州は2400ha(1.1%)、関東・東山は1800ha(0.6%)、東海は1500ha(1.5%)減少した。
畑の種類別の面積は普通畑が112万6000haで4000ha(0.4%)減、樹園地は26万3200haで4900ha(1.8%)減、牧草地は59万3400haで1700ha(0.3%)減となった。
耕地とは農作物の栽培を目的とする土地のことで、けい畔を含む。
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