自由な報道 食料生産に不可欠 攻撃即時終了を 国際農業ジャーナリスト連盟2022年3月17日
国際農業ジャーナリスト連盟は、「ウクライナ戦争に関する声明」を3月10日に発表した。
声明では、ジャーナリズムは世界で何が起こっているか理解するためのもっとも重要な手段であり、自由な報道は食料生産や貿易に不可欠だと強調するとともに、ウクライナへの攻撃の即時終了と報道の自由の回復を強く求めると訴えている。
【ウクライナ戦争に関する声明】2022年3月10日 国際農業ジャーナリスト連盟
国際農業ジャーナリスト連盟(IFAJ)は、ウクライナの友人や仲間、およびウクライナとロシアの双方において、現在の侵略行為による身体的危険と職業上の抑圧の脅威にさらされている、すべてのジャーナリストとコミュニケーターの安全を深く憂慮しています。
ジャーナリズムは紛争地の人々にとってだけでなく、世界中で何が起こっているのかを理解するために最も重要な手段です。 また、自由な報道は食料、飼料、繊維、燃料の生産・貿易にも不可欠です。
ウクライナは食料と飼料の主要な生産国で貿易の拠点でもあり、国家によるメディアの抑圧と取材・報道の自由に対する制限は、世界規模で破壊的な影響を与える可能性があります。
ウクライナでは、春の作付けシーズンが間もなく始まります。
農業者や営農指導員、貿易業者は、さらなる人道危機(食料不足、さらには飢餓)や農産物と農業資材の世界的不足を回避するため、ニュースと技術的な分析、経済に関する情報を必要としています。
IFAJは、メディアと通信分野の仲間を含むウクライナの人々に対する攻撃の即時終了、およびニュースと報道の自由の回復を強く求めます。
IFAJは1956年に設立され、50カ国以上の農業ジャーナリスト団体で構成。日本から農政ジャーナリストの会が正会員として加盟している。
重要な記事
最新の記事
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日
-
果樹営農指導担当者情報交換会を開催 三重県園芸振興協会2025年7月18日
-
伊賀牛14頭が出品、最高値138万円で取引 第125回伊賀産肉牛共励会2025年7月18日