米の消費 中食で増加 総務省家計調査報告 3月分2022年5月11日
総務省は3月分の家計調査報告を5月10日に公表した。米の消費支出は前年同月比で減少したが、中食が増加した。
二人以上世帯の1世帯当たりの3月の米の支出額は1589円で前年同期比▲8.0%となった。
パンは2874円で同▲4.3%、麺類は1594円で同2.1%増と麺類は増えた。
精米の購入金額は減ったが、中食(主食的調理食品)は5227円で同6.4%増えた。
外食(一般外食)は1万709円で同0.3%増となった。
3月の消費支出(二人以上の世帯)は、1世帯当たり30万7261円だった。前年同月比で実質2.3%の減少となった。前月比(季節調整値)は実質4.1%の増加となった。
食料消費支出は7万9982円で前年同月比実質2.5%の減少となった。2か月連続の実質減少。魚介類、野菜、海藻などの支出が減った。
前年同月比で実質増加しているのは交通・通信費のみ。支出額は4万6307円で8.8%の増加。6か月連続で増えている。
一方、実収入(二人以上の勤労者世帯)は1世帯当たり50万3128円。実質2.3%の増加で2か月ぶりの増加となった。
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