ウクライナの農業大臣が日本の食料支援などに謝意 武部農林水産副大臣との会談で2022年5月16日
ドイツで開かれたG7農業大臣会合に出席した武部新農林水産副大臣は5月14日、現地でウクライナのソルスキー農業政策・食料大臣と会談した。この中でソルスキー大臣は、先週、日本が避難民に送った食糧支援などに対して「心から感謝します」などと謝意を述べ、武部副大臣は、引き続き支援に取り組む姿勢を伝えた。
武部農林水産副大臣(左)とウクライナのソルスキー農業政策・食料大臣との会談(農林水産省提供)
日本政府は、ウクライナ政府からの要請を受けて今月12日、ポーランドで避難民への食料品などの支援物資をウクライナ政府へ引き渡した。提供されたのは、ウクライナ政府に引き渡された食料品は、パックご飯3万9000パック(8.2t)やサバ缶8688缶(1.6t)、全粉乳2856袋(2t)、缶詰パン1632缶(0.3t)など合わせて約15t。今後、ウクライナ政府を通して国内外への避難民に提供される。
この食料支援について、ウクライナのソルスキー農業政策・食料大臣は14日朝、武部副大臣との約30分間にわたる二国間会談の中で、「日本からの支援に心から感謝します」などと謝意を述べた。この中には、WFP(国連世界食糧計画)を通して日本がウクライナ支援に拠出した2800万ドルの支援に対する感謝も込められているという。
これに対し武部副大臣は、ロシアの侵略で甚大な被害を受けているウクライナに対し、G7各国と連携して引き続き食料・農業分野への支援に取り組むことを伝えた。
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