食料安全保障で日EU間の協力を確認 ウクライナへ食料支援 農水省2022年6月2日
日EU・EPA農業協力専門委員会第3回会合が5月31日にベルギーで開催された。日本からは新井ゆたか農林水産審議官が出席。ウクライナ情勢をふまえた食料安全保障や持続可能な農業についての日EU間の協力促進を議論した。会合の概要を6月1日、農水省が公表した。
この専門委員会は、日EU・EPA協定に基づき意見交換を行う次官級会議。2019(令和元)年に第1回が開催され、原則年1回、日本とEUで相互に開催することになっている。
EU側はブルチャー欧州委員会農業・農村開発総局長をはじめ双方の関係者が出席した。
委員会ではウクライナ情勢をふまえた食料安全保障に関する取り組みとしてウクライナへの食料支援について情報共有をするとともに、6月のWTO閣僚会合、8月のアフリカ開発会議、来年日本が議長国となるG7に向けて日本とEUが食料安全保障分野で協力することを確認した。
また、持続可能な農業について日本は「みどり戦略」とその促進のための新法について紹介した。EUは「欧州グリーンディール」、「Farm to Folk戦略」、「共通農業政策」を紹介、持続可能な食料システムへの変革の重要性を再確認した。
また、日本からは放射性物質輸入規制の早期撤廃を要請した。次回の会合は日本での開催を調整していく。
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