降ひょう農業被害額 38億円 特別災害指定へ 埼玉県2022年6月15日
埼玉県は6月14日に、6月2、3日の降ひょうによる農業被害について特別災害として指定し農業者への支援を行っていくと発表した。
埼玉県のまとめでは農作物(小麦、スイートコーン、ねぎ、なしなど)の被害規模は1843.9haで被害見込み金額は30億1469万円となっている。
また、永年作物(なし、うめ、キウイフルーツ)は6.3haが被害を受け、892万円の被害見込み金額となっている。
そのほかビニールハウスなど546戸が被害を受け8億2504万円の被害見込み金額となっており、総額38億4867万円となった。
特別災害の指定日は6月17日。
県・市町村による支援策は▽病害虫防除用農薬、樹勢・草勢回復用肥料購入費の補助(定額の範囲内)、▽代替作または次期作用種苗、肥料購入費の補助(定額の範囲内)、▽農業災害資金の融資に対する利子補給の補助(実質無利子化)、▽農林振興センターによる被害軽減対策の指導。
災害を受けた市町は、さいたま市、熊谷市、行田市、加須市、本庄市、春日部市、羽生市、深谷市、越谷市、久喜市、八潮市、三郷市、蓮田市、吉川市、白岡市、美里町、神川町、上里町、寄居町、宮代町、杉戸町、松生町。
今回の措置は埼玉県農業災害対策特別措置条例に基づくもの。同条例は昭和53年に制定された。この条例による前回の支援は令和元年10月の台風被害に対して実施された。
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