当期純損失3875億円 6497億円減 日本政策金融公庫決算2022年6月24日
日本政策金融公庫は6月23日、2022(令和4)年3月期決算を公表した。
経常収益は貸出金利息等による資金運用収益1912億円、保険引受収益1816億円、政府補給金収入536億円で計4370億円となった。
一方、経常費用は借用金、社債の支払利息等による資金調達費用294億円、保険引受費用3144億円、営業経費1280億円、貸し倒引当金繰入額2913億円の計8244億円となった。
この結果、経常損失は3873億円となり、特別損益を含めた当期純損失は3875億円となった。前期に比べ6497億円の減となった。
資産の部合計は40兆2665億円となり、大部分は貸出金。貸出金残高が前期末に比べ898億円減少し28兆8558億円となった。
負債の部合計は24兆8516億円となり、そのうち借用金が21兆5804億円、社債が1兆3253億円、保険契約準備金が1兆7376億円となっている。
純資産の部合計は出資金6兆9452億円の受け入れと当期純損失3875億円などの計上で15兆4149億円となった。
農林水産業者向けの業務勘定は、資金運用収益221億円の計上などで経常収益は476億円となった。
一方、資金調達費用169億円、貸倒引当金繰入額116億円の計上などで経常費用は476億円となった。特別損失を含め、所要の政策コストとして政府補給金収入248億円を計上し、この結果、当期純利益は0円となった。
資産の部合計は、貸出金残高が前期末に比べ575億円増加したことなどで3兆6060億円となった。
負債の部合計は、借用金が前期末に比べ905億円増加したこと等で3兆1548億円となった。
純資産の部合計は、出資金237億円の受入れで4512億円となった。
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