生産資材価格指数 112.9 前年同月比6.7%上昇2022年6月30日
農林水産省は6月29日、5月の農業物価指数を公表した。生産資材価格指数は前年同月に比べ6.7%上昇した。
農業物価指数は2015(平成27)年を100とした指数。
農業生産資材価格指数は112.9で前月と同水準だが、前年同月比では6.7%上昇した。肥料は110.2で同12.2%上昇、飼料は126.3で同14.7%上昇した。
また、光熱動力は125.6%で同15.8%上昇、建築資材は140.9で同25.4%上昇した。
一方、畜産用動物価格は下落している。乳用牛の子牛価格は4月の指数103.1が90.5へ低下。前月比で12.2%、前年同月比で28.1%下落した。繁殖用肉用子牛も4月の109.9から106.5へ低下。前月比で3.1%、前年同月比で6.4%の下落となっている。去勢は前月比4.5%、前年同月比7.4%の下落となっている。
飼料をはじめ生産コストが上昇して経営を圧迫しており、酪農家や肥育農家が新たな牛の導入を控えていることが背景にあるとみられる。
一方、農産物価格指数は111.8で前年同月比で3.0%上昇した。米が下落したものの、野菜が対前年同月比17.7%上昇し果実が同28.9%上昇したことから全体として上昇した。前月比では2.2%の上昇となった。
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