「日本の農業を明るくするのは若い力」 農水省で入省式 野村農相が訓示2023年4月4日
新年度を迎え、農水省の入省式が4月4日、同省で行われた。約240人の本省採用職員を前に野村哲郎農相は「日本の農業を明るくするのは若い力です。5年後10年後の日本の農業を変えていくのはあなた方であり、楽しみにしています」などと訓示を述べた。
野村農相の訓示を聞く農水省の新採用職員ら
農水省の今年度の採用者は本省が244人、農政局など地方機関採用者数が518人。入省式には約240人の本省採用職員が出席した。
野村農相は訓示で、「コロナやウクライナ戦争などで、大きく社会が変わってきています。食料や肥料をどうするのかということに加え、今、農業の憲法ともいわれる食料・農業・農村基本法の改定に向けて、先輩が一生懸命仕事をしています。ぜひその一員として頑張ってほしい」と呼びかけた。
また、「農業の担い手がいないとも言われますが、決してそんなことはなく日本の農業は明るいと思っていますし、明るくしていくのが若い力だと思います。ぜひ皆様方の力で5年後、10年後の日本の農業を変えてください」と期待を込めてメッセージを送った。
このあと入省者を代表して畜産局企画課の鈴木雅子さんが「国民全体の奉仕者として公共の利益のために勤務すべき責務を深く自覚し、不偏不党かつ公正に職務の遂行にあたることを固く誓います」などと宣誓の言葉を述べた。
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日