「農林水産研究イノベーション戦略2025」公表 農水省2025年6月9日
農林水産省は6月6日、4月に決まった新たな「食料・農業・農村基本計画」に基づく初めての農林水産分野における研究開発の重点事項等を示した「農林水産研究イノベーション戦略2025」を公表した。
農林水産研究イノベーション戦略は、食料・農業・農村基本計画に基づき農林水産分野における研究開発の重点事項等について示すもので、2019年から毎年策定している。
「農林水産研究イノベーション戦略2025」は、4月に閣議決定した新たな食料・農業・農村基本計画の下での初めての戦略で、新たな食料・農業・農村基本法で示された食料安全保障の強化や環境と調和のとれた食料システムの確立などに関する技術開発が盛り込まれている。
特に、スマート農業機械や栽培管理の意思決定を支援するシステムにより労働時間の削減と生産性・収益の向上をめざすことや、スマート育種支援システムによって産学官が一体となり品種開発に取り組むことを強調している。
あわせて、イノベーションの好循環を支える基盤の強化として、農林水産業を支える国立研究開発法人の機能強化、スタートアップの成長段階に応じ、魔の川等の難所を乗り越えるための息の長い伴走支援、スタートアップや民間企業の発意による目的志向的な研究開発プラットフォームの形成等を進める。
また、これらの新しい農業技術による農業経営の将来の姿を技術マップとして示した。農水省は農業経営の将来の姿の実現に向けて、同戦略に沿って新技術の開発や普及に取り組む。
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