兵庫県丹波市と農業連携協定 生産地と消費地の新たな連携創出へ 大阪府泉大津市2025年12月18日
大阪府泉大津市と兵庫県丹波市は12月16日、「農業を通じた連携による持続可能なまちづくり」など5項目にわたる農業連携協定を締結した。
協定調印式に臨んだ泉大津市の南出賢一市長(左)と丹波市の林時彦市長
泉大津市では、「市民の健康増進」と「食料危機への備え」の観点から、米(食糧)を国内の農業の持続的発展に寄与する形で安定的に確保していくため、2023年3月に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定。同構想の実現に向け、農業連携先となる自治体を募集したところ、泉大津市の構想と丹波市の農業振興の方向性が一致したことから協定締結に至った。
丹波市の有機農業には約50年の歴史があり、これまで生産者、JA、市が一体となった「有機の里づくり推進協議会」を中心に、有機農業を含めた環境にやさしい農業の推進に取り組み、2023年には兵庫県内初の「オーガニックビレッジ宣言」を行うなど取組みが加速している。
また、全国初となる公設民営の全日制有機農業学校を設立し、担い手確保に向けた新規就農者の受け入れの実施や、地域資源を農業に取り入れる循環型農業の推進など、豊かな里山の暮らしを、未来のこどもたちに引き継いでいく取組みに力を入れている。
今回の連携では、泉大津市の学校給食において、丹波市産有機JAS認証米の活用や、豊富な有機野菜の活用を検討。将来的には、米以外の農作物での連携や、農業体験等による関係人口を増加させる取組みなど、丹波市との「食と農」を通じた持続的な関係性の構築をめざす。
<農業連携協定における連携取組事項>
①農業を通じた連携による持続可能なまちづくりに関すること
②有機農業の推進に関すること
③環境保全型農業の実現に関すること
④資源循環型農業の実現に関すること
⑤農業を通じた連携による交流・関係人口の創出に関すること
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