カメムシ防除、ハーブが「効果」 JAいなばと小矢部市、水田で実証試験2026年1月6日
水田を囲む畔にハーブを植えたら、田に近寄るカメムシが大きく減った。JAいなば、小矢部市などが共同で行った栽培試験でそんな結果がまとまった。近年、温暖化も背景に越冬、飛来して稲を加害するカメムシ対策の一つとして注目を集めそうだ。
JAいなばと小矢部市によると、2025年、コシヒカリを栽培する管内のほ場の畔に、2品種のハーブ(「ペニーロイヤルミント」と「オレガノ」)をそれぞれ50cm間隔で植えた。防除のための農薬を散布する前の6月26日と7月17日、カメムシの生息密度を調査した(頭/20回すくい取り)。
畔に「ペニーロイヤルミント」を植えた区画ではカメムシが2回ともゼロ、「オレガノ」を植えた区画では6月26日が7匹、7月17日が1匹だった。管内20ヵ所の平均では6月25日が13.2匹、7月16日が18.6匹で、ハーブを植えた区画と大きな差がみられた。
市農林課では「JAと意見交換しながら実験的に植えてみた。他の地域でも役立つのではないか」。JAいなば販売指導課の担当者は「除草はいるが、ハーブは植えた後手もかからない。今回の結果を踏まえ、今後も継続したい」と話す。
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