緑茶の輸出 昨年比1.6倍 11月実績2026年1月6日
農水省は1月6日、11月の農林水産物の輸出実績を発表した。緑茶の輸出は引き続き好調で前年同月比で1.6倍の輸出額となった。

11月単月の輸出額は1450億円で前年比10.6%増となった。
品目別では緑茶が87億円で前年同月比で159.7%、54億円増となった。米国、ドイツ、英国などで増えており、農水省によると健康志向と日本食への関心の高まりがあるという。抹茶ラテやデザートの原料用としても伸びている。
畜産物は同15.8%増で110億円となった。このうち牛肉は72億円で同24.2%増。米国、台湾、オランダで増えた。
米は14億円で同9.4%増。パックご飯等は同24.4%増となった。輸出額は1億7000万円で、このうち米国向けが9000万円を占める。小売店での売れ行きも好調で手軽さが評価されているという。
一方、りんごは26億円で同26.8%減、ぶどうは3億円で同23.0%減などと減少している。1月から11月までの累計でも、りんごは同24.4%減、ぶどうは同20.1%減、ももは同16.3%減となった。今年は高温による品質低下で輸出向けの果樹を確保できなかったことも要因の一つで、高温が輸出実績にも影響し、来年以降の課題となりそうだ。
ただ、中国の春節が2026年は2月中旬で昨年の1月中旬よりも遅いため、12月に輸出が伸びる可能性もある。
1月から11月までの輸出額は1兆4866億円で同14.2%増、1854億円増えた。
2024年12月単月の実績は1543億円で年間1兆5071億円となった。今年は各月で昨年より10%以上伸びていることから、2025年実績は1兆5000億円を超えるのは確実とみられる。ただ、政府の目標は2025年に2兆円としている。
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