農政:緊急特集 TPP大筋合意―どうする日本の農業
本気でTPP反対なら農家さんは自民党公認をやめよう!2015年10月28日
TPPに反対するFacebookの会
多くの国民や生産者が反対していたにもかかわらず、米国アトランタで行われていたTPP交渉が10月5日に大筋合意した。大筋合意への意見や今後の日本農業の在り方などについて、多くのご意見が寄せられている。これらのご意見を逐次掲載しているが、今回は本欄の読者の方が投稿されたご意見を掲載する。
私は、田舎に住んでいますが 地元の農家のお宅の納屋や塀には必ずといって良いほど自民党のポスターが 2、3貼ってあります。
自民党はかつてTPP反対を表明していながら政権奪還後は手のひらを返しTPP交渉参加し大筋合意までしてしまった。(それでも)今もなお農協グループや農家の方々は自民党の公認を続けています。
本気でTPP反対を表明しているなら何故、我々の意思を裏切り、TPPに前のめりな政権与党の支援を止められないのか 。
言葉を選ばないなら、政権与党は自分達を絞首台へ上げる「死刑執行人」。
その政権与党の公認、後援 、支援を続ける農協、農業従事者は『肉屋に媚びを売る家畜』であり、自ら進んでアメリカに自分達を売り渡し、TPPで料理されに行っている。こんな愚かな事が有るでしょうか?
それとも農協のTPP反対活動は、農協改革の後、安倍総理の傀儡となってしまうのか? 皆諦めてしまったのか。
口や講演で幾ら反対といっても裏切り者の政権与党の支援を農家さんが馴れ合いや慣習から続けていたら、今度こそ終わりです。議席数の力で強行されるだけです。政権与党支援はTPP推進と同じです。
(写真)TPP反対のイメージ図
なお、皆さまのTPPに関するご意見を下記までメールでお寄せ下さい。
(関連記事)
・【緊急提言】 TPP「大筋合意」の真相と今後の対応 食料・農業の未来のために 戦いはこれから (15.10.07)
重要な記事
最新の記事
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日