農政:今こそ 食料自給「国消 国産」 いかそう 人と大地
【食と農への思い 校長先生100人に聞きました】滋賀県 市立小学校2022年10月21日
【食と農への思いと農業者へのメッセージ】
滋賀県の市立小学校(匿名希望)
<Q>学校では農業と地域の農産物の大切さをどう教えていますか? その特徴や狙いなどもお願いします。
○5年生では、社会科や総合的な学習の時間の学習として、地域の水田を貸していただき、実際に米作りを体験しています。田植えと稲刈りを全児童が体験します。
○3年生では、地場産の「弥高の芋(さつまいも)」と特産物の「伊吹大根」を学校の畑や学習園で栽培し、収穫しています。
※どの学習においても、地域の生産者の方に専門家としてゲストティーチャーになっていただき、子どもたちに直接ご指導いただいています。
※実際に農作業や栽培活動を行うことで、体験的に学習しています。
※地場産の芋や特産の大根については、栽培の方法だけでなく、地域とのつながりやいわれなどについても説明していただき、学んでいます。
◎農作業や栽培活動の体験を通して、実感を伴った学習をしています。
◎実際の活動を体験することで、収穫の喜びを味わうとともに、食物を作る苦労や喜び、食に対するありがたさ等を感じるようにしています。
◎地場産物や特産物の学習によって、地域の方ともつながり、自分たちの地域に対する自信や誇りや愛情を育むことをねらいとしています。
<Q>これからの日本の農業についてご意見があればお聞かせください。
日本は、なによりも食料の自給率を高めていく必要があり、農業はその中心なのだと思います。国にとって最も大切な産業です。農業がより盛んに、その存在感がより大きくなることが望まれます。
そのためには、大規模化、企業化などにより、若者にとってより魅力あるものになることが必要だと思います。また、小規模であっても、収穫物の希少性を高め、ブランド化することで、商品力を高めることが大切なのではないでしょうか。農業に従事する人たちが、農業だけで十分に生活していけるようにならなければなりません。
農業によって皆が豊かに生活できるようになり、農業を志す若者が増えるような、そんな産業に発展してほしいと思っています。
<Q>現場の農業者へのメッセージをお願いします。
私の父も農家でした。しかし、小規模零細の兼業農家でした。父は、農業が好きだったのですが、それだけでは生活していくことはできませんでした。私も幼い頃、専業農家になることを考えましたが、実現することは難しかったです。
日本の食料自給率は、とても低い状態です。それは国力の低さでもあると考えます。農業は、国を支える大切な産業です。ぜひ、未来につながる魅力ある産業に再生してほしいです。期待しています。
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