【決算】平成27年3月期は増収増益 デンカ2015年5月14日
売上高は前年比2%増の3840億円
電気化学工業(株)は5月12日、東京・日本橋の本社会議室において、平成27年3月期の決算概要などを発表した。業績は好調で、増収増益となった。
デンカグループは、国内外での拡販や販売価格の是正、コストの削減に努め、業容の拡大と収益の確保に注力してきた。この結果、電子・先端プロダクツ製品を中心に販売数量が増加し、連結売上高は、3839億7800万円(前年同期比71億6900万円増、1.9%増収)となった。
収益面では、販売数量増加の効果に加え、円安や原材料価格の下落も寄与し、営業利益は240億4700万円(同28億1600万円増、13.3%増益)となり、売上高営業利益率は6.3%(0.6ポイント増)となった。
また経常利益は、242億8700万円(同36億8300万円増、17.9%増益)となった。当期純利益は、事業撤退に伴う固定資産売却益を特別損益に計上したこともあり、過去最高益の190億2100万円(同54億4700万円増、40.1%増益)となった。
分野別にみると、インフラ・無機材部門では、特殊混和材は販売数量が増加し増収となったが、セメントや肥料および耐火物、鉄鋼用材料の販売は前年を下回った。この結果、同部門の売上高は477億9500万円で、前年同期に比べ18億4600万円(3.7%)の減収となった。
また吉高紳介社長は、今秋10月1日からの商号変更に触れ、電気化学工業(株)としての決算説明は、今回が最期になると述べた。
(写真)決算説明する吉高社長
※吉高氏の「高」の字は正式には旧字体です。
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