第1四半期は増収減益 売上高90億6300万円 片倉コープアグリ2016年8月18日
同社は、平成27年10月1日にコープケミカル(株)と経営統合し、同日付で、片倉コープアグリ(株)に商号変更した。前同期業績は片倉チッカリン(株)の業績金額となっている。第102期第1四半期業績は、前年同期比で見ると、売上高は大きく増え90億6300万円となったが、肥料価格の引き下げなどにより、収益面では減益となった。
肥料業界では、農業従事者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地の拡大など、日本農業の構造的問題、さらに農産物生産コストの低減要請が強まり、依然として肥料需要の低迷が続いている。
こうした情況下で、同社は国内トップクラスの肥料メーカーとして、全国に展開する事業拠点を中心に地域に密着し、地域の特性や多様なニーズに応える製品の開発・製造・販売を通じて、更なる肥料事業の基盤強化に注力している。
また、先般の経営統合により、飼料用リン酸カルシウム、工業用リン酸、硫酸などの供給を行う化成品事業が新たな事業分野として加わった。
第102期第1四半期(平成28年4月1日~平成28年6月30日)の連結累計期間における業績は、経営統合による肥料販売数及び業容の拡大により、売上高は前年同期比95.5%増の90億6300万円となった。
収益では、6月からの肥料価格の引き下げにより減収を余儀なくされ、営業利益は2億4700万円(同5.5%減)、経常利益2億3500万円(同11.6%減)、親会社に帰属する四半期純利益は1億1700万円(同22.7%減)となった。
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