新規殺虫剤「オーケストラ フロアブル」5月に発売 日本農薬2021年3月15日
日本農薬は、2020年9月に日本で農薬登録を取得した新規水稲用殺虫剤「オーケストラ フロアブル」を5月25日に発売する。
「オーケストラ フロアブル」は、日本農薬が独自に発明した新規有効成分ベンズピリモキサン(Benzpyrimoxan)を含有する製品。この有効成分は水稲の難防除害虫であるウンカ・ヨコバイ類幼虫の脱皮を特異的に阻害して害虫の密度を抑制し、既存剤に感受性が低下した個体群に対しても高い防除効果を示す。
また、人畜や水生生物などへの影響が少なく、多くの天敵・有用昆虫に対する影響や作物に対する薬害リスクが低いことが確認されている。同社は、農作物の安定生産に貢献できる製品として、国内水稲市場での普及販売を進めており、農業生産現場の様々な防除ニーズに対応できるよう無人航空機散布への適用拡大を申請中。さらに、適用病害虫の拡大を目指した混合剤「オーケストラロムダンモンカットエアー」を登録申請予定で、すでに申請中の「オーケストラロムダンモンカット粉剤」と「オーケストラスタークルエアー」と併せて2022年以降の国内上市を予定している。
また、海外市場でも順次、開発を進めており、インドをはじめアジア広域での水稲の安定栽培に貢献することで日本農薬グループのビジネス最大化を図る。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日 -
GREEN×EXPO 2027の「日本政府苑」協賛を募集 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月26日 -
初の殿堂入り生産者誕生 産直アプリ「ポケットマルシェ」2025年生産者ランキングを発表2025年12月26日 -
災害時の食の備えを支援 新サイト「食の備え BOSAI」公開 コープこうべ2025年12月26日 -
直営7工場で2026年元日一斉休業を実施「働き方改革」を推進 サラダクラブ2025年12月26日


































