売上高は14.4%増 2023年3月期第2四半期決算 石原産業2022年11月16日
石原産業株式会社は、2023年3月期第2四半期決算短信を発表した。
売上高は642億円で前年同期比80億円増、営業利益は33億円で前年同期比15億円減、経常利益は為替差益を計上するなどで64億円となり前年同期比16億円増、親会社株主に帰属する四半期純利益は44億円で前年同期比2億円増だった。
有機化学事業については、農薬がブラジルにおける旺盛な穀物生産を背景に殺菌剤の販売が引き続き好調だったほか、北米で除草剤の販売が大きく増加した。欧州では、殺菌剤が売上を伸ばしたものの、流通在庫の調整などにより殺虫剤や除草剤の販売が低迷し、減収となった。アジア地域では、拡販活動が順調に進んだことなどで、殺菌剤の販売を中心に好調に推移し、増収となった。国内販売は殺虫剤などの販売が堅調だったことにより、増収となった。農薬以外では、動物用医薬品などのヘルスケア事業の売上高が前年同期を上回った。この結果、有機化学事業の売上高は313億円で前年同期比56億円増、営業利益は23億円前年同期比1億円増となった。
無機化学事業については、酸化チタンが半導体などの部材不足による自動車生産調整や、中国での景気減速の影響などもあったが、価格改定の浸透や為替が円安に進んだことなどから、売上高は235億円で前年同期比12億円増となった。機能性材料は、電子部品用材料の車載用やIT関連の販売が堅調だったことなどにより、売上高は79億円で前年同期比13億円増となった。損益面では原燃料価格の高騰を受け、販売価格への転嫁に取り組んだものの、そのペースを上回るコスト上昇により、減益となった。無機化学事業の売上高は315億円で前年同期比26億円増、営業利益は25億円で前年同期比11億円減となった。
その他の事業については、売上高は13億円で前年同期比1億円減、営業損失は2000万円となった。
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