ブラジルで「xarvio Agro Experts」プログラム開始 デジタル農業技術の普及を拡大 BASF2023年12月4日
ドイツのBASF本社は、先進的な作物栽培最適化プラットフォーム「xarvio FIELD MANAGER(ザルビオ フィールドマネージャー)」を通じて、独立系の農学コンサルタントと生産者を結びつける革新的なプログラムをブラジルで開始した。
この取り組みは、「xarvio Agro Experts(ザルビオ アグロ エキスパート)」プログラムにより、農学コンサルタントが、xarvioのデジタルソリューションを活用。特に大豆、トウモロコシ、綿花の栽培管理を最適化し、ほ場の生産性を向上させることができるようなる。
農学コンサルタントは、xarvioにより栽培管理に関する情報や知識を深め、サービスを充実させることで業務価値が向上。また、生産者は「xarvio FIELD MANAGER」と互換性のあるドローン、気象センサー、農業機械などの使用について、現場でサポートを受けられる。
「xarvio Agro Experts」は、農業界におけるニーズの理解に基づき、BASFが提供する明確で実践的な対応策。デジタル技術の導入や使用に対する障壁を取り除くことで、デジタル技術をより身近なものにする。
農学コンサルタントの知識と業務内容の拡大
「xarvio Agro Experts」プログラムのエキスパートになるには、農学コンサルタントが活動する分野の認定を受け、有効な農学資格を取得する必要がある。また、BASFが提供する「xarvio FIELD MANAGER」とデジタル農業に関する専門的な理論と実践のトレーニングを修了する必要で、ドローンの操作と規制に関する内容も含まれる。トレーニング修了後、農学コンサルタントは「xarvio Agro Experts」プログラムのエキスパートとして、現在担当している顧客にxarvio製品を紹介することができるようになる。
「xarvio Agro Expertsプログラム」は、BASFのトレーニングを受けた地元の農学コンサルタントの積極的な参加により、ブラジルの8つの州ですでに導入。BASFは、「xarvio Agro Experts」の取り組みを、他の市場でも展開する準備を進めている。
重要な記事
最新の記事
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日