シアノバクテリア由来バイオスティミュラント剤「Novitek」現地評価を開始 パナソニック2025年3月11日
パナソニック ホールディングスは、住友化学が4月から開始する光合成代謝を活性化するシアノバクテリア由来のバイオスティミュラント剤「Novitek(R)」の農業生産圃場での評価に協力する。

「Novitek(R)」は、パナソニックHD技術部門が2019年に発明し、基礎研究を行った後、2022年より住友化学との共創活動により実用化を進めてきたバイオスティミュラント剤。パナソニックHDは、光合成微生物であるシアノバクテリアの特性を活かし、環境に優しく、かつ効果的な農業ソリューションを提供することを目指している。
住友化学は、「Novitek(R)」の将来的な市場投入を視野に入れ、4月から現地評価を開始予定。この評価は、農産物生産現場での実用効果を検証するとともに、製品の使用方法等の最適化を図るための重要なステップとなる。パナソニックHDはこうした住友化学の取り組みに協力する。
今回の評価結果は、農業関係者にも共有するため、住友化学の「i-農力」ウェブサイトにて随時、公開を予定している。
パナソニックHD技術部門は、2040年の未来社会のありたい姿とその実現に向けた研究開発の方向性を示す「技術未来ビジョン」を定め、技術の強化とパートナーとの共創を推進。このビジョンのもと、食資源の有効活用、環境貢献へのやりがい、地農家への貢献の実現に向けて活動を進めている。
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