弁当派お父さん、大幅に増える 農林中金調査2013年5月13日
子供を持つ30歳から49歳の父親を対象に農林中央金庫が行った「第2回現代の父親の食生活、家族で育む『食』」によると、昼食は「弁当を作ってもらっている」との回答が7年前の第1回調査から、大幅に増えていることなどが示されている。家事への参加度も同様で、農林中央金庫は「イクメンなどの影響を裏づけている」などと分析している。
◆朝食、ごはん派がパン派を逆転
調査対象は首都圏に住む男性400人。3月に調査を行った。
調査結果によると、「朝ごはんを毎日食べるお父さん」は56.3%で平均は週に4.8回。メニューでは「ごはん」が66.9%で1位、2位は「パン」で65.4%だった。7年前の調査では「パン」が1位だったことからすると、ごはん派が台頭した。 昼食では「職場外の飲食店に行く」(42.3%)、「家で弁当をつくってもらう」(41.3%)が拮抗した。とくに弁当派は7年前の25.5%から大幅に増加した。外食派の昼食予算の平均は591円。7年前調査から平均で17円下がったという。
◆家事への参加度7割
家事への参加度は7年前にくらべて全体に高まった。
「食品の買い物をする」は前回53.5%から70.8%と7割を超えたほか、「食事後の食器を運ぶ」(前回34.5%→今回53.3%)、「料理を作る」(同29.8%→52.5%)と過半数を超えた。また、子どものごはんやお弁当を作ったことがあるお父さんも38%と4割近くと、前回(28%)から10ポイント増加した。 一方で「何もしない」は28.8%から11.5%へと1割台に減少し明らかな少数派となった。ただ、「一家の大黒柱」だと「感じる」は前回の73.3%から66.8%と減少傾向を示し、「感じない」が3.3%から9.3%へと増加した。
(関連記事)
・札幌市大通公園の花壇づくりに参加 農林中金(2013.05.07)
・全国紙世論調査 食料輸入増加に7割が不安(2013.04.19)
・国産畜産物志向増える JC総研の消費者調査(2013.04.04)
・野菜・果物を食べる頻度増える JC総研の消費行動調査(2012.12.03)
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日
-
深作農園「日本でいちばん大切にしたい会社」で「審査委員会特別賞」受賞2025年9月18日
-
果実のフードロス削減と農家支援「キリン 氷結mottainai キウイのたまご」セブン‐イレブン限定で新発売2025年9月18日
-
グローバル・インフラ・マネジメントからシリーズB資金調達 AGRIST2025年9月18日
-
利用者が講師に オンラインで「手前みそお披露目会」開催 パルシステム東京2025年9月18日
-
福島県に「コメリハード&グリーン船引店」10月1日に新規開店2025年9月18日
-
鳥インフル 米モンタナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年9月18日
-
昔ながらの醤油づくり タイヘイとの「提携50周年記念丸大豆醤油セット」予約開始 生活クラブ2025年9月18日
-
フェイガーとfarmo 持続可能な農業の実現に向け業務提携2025年9月18日