三大都市圏の外食市場規模4兆円2014年8月7日
ホットペッパーグルメリサーチセンター調査
(株)リクルートライフスタイルの「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンターが、首都圏・関西圏・東海圏の男女約9000人を対象に毎月実施している「外食市場調査」の2013年度年間結果によると、この3圏の外食市場規模は、3兆9574億円だという。
◆「30代男性」のシェアが高い外食
この調査によると、13年4月から14年3月の年間の圏域別外食(夕方以降にお店で食事した場合)市場規模は、首都圏が2兆3980億円、関西圏が1兆836億円、東海圏が4759億円と推定されている。3圏の人口比3.7:1.8:1に対して、外食市場規模は5:2.3:1という比率になる。
また、圏域別の延べ外食回数は、首都圏9億9922万回、関西圏4億4815万回、東海圏2億2291万回で、その比率は4.5:2:1となっている。
性別年代別にみると、「30代・男性」が延べ回数シェアで13.9%、市場規模シェアで12.9%ともっとも高かった。業態別には「牛丼、カレー等、一品もの専売業態」は20代から40代の男性の割合が高く、「喫茶店、カフェでの軽食」は20代から30代の女性の割合が高かった。また、「すし、割烹、料亭」では60代の男女の割合が高い。
◆中食市場規模は1兆円
中食(夕方以降の食事で外で買ってきたもの、出前、宅配を利用して食べた)の年間市場規模は、1兆1056億円と推定され、圏域別には、首都圏が6694億円、関西圏2969億円、東海圏1393億円と推定されている。
性別年齢別にみると、「30代男性」が延べ回数シェアで13.5%、市場規模シェアで13.3%といずれももっとも高く、「30代男性」が外食・中食とも牽引しているといえる。
(関連記事)
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