被爆者の声を次世代に継承 コープみらい2015年6月23日
生協のコープみらいは被爆者の声を次世代に継承するため、千葉県在住被爆者の被爆体験をまとめた冊子
『原爆投下後の70年今、なお―今、あなたに伝えたいヒロシマ・ナガサキ被爆者の声を次世代に―』を千葉県内全54市町村の中学校・図書館に贈呈する。6月26日(金)15時から、千葉市への贈呈式を千葉市教育委員会で開催する。
コープみらいは、千葉県在住の被爆者34名に被爆体験を聞き取り、2015年3月にまとめた冊子『原爆投下後の70年今、なお?今、あなたに伝えたいヒロシマ・ナガサキ被爆者の声を次世代に?』(編集:千葉県原爆被爆者の被爆体験聞き取り活動実行委員会、以下実行委員会)を、千葉県内全54市町村の中学校および図書館に贈呈することにし、それに先立ち千葉市への本冊子の贈呈式を、6.月26日(金)に千葉市教育委員会教育長室で開催する。
この冊子は、"被爆体験を後世に語り継いでいきたい"という思いから、コープみらい千葉県エリアで平和の活動に取り組む組合員グループや千葉県原爆被爆者友愛会(以下、友愛会)などで2013年9月に実行委員会を立ち上げた。実行委員会は、これまでの地域での活動のつながりを生かし、友愛会にも協力をしてもらい、千葉県在住の34名の被爆者に直接会って、被爆体験を聞き取った。
立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長の安斎育郎氏と女優の吉永小百合氏が寄稿文・メッセージを寄せ、今年3月に冊子にして刊行された。
また、ダイジェスト英語版も作成し、今年の4月から5月にかけてニューヨークで開催されたNPT再検討会議での諸行動にも活用されている。
同生協では、今回の千葉市教育委員会への贈呈を通して、千葉市内の中学校と図書館に本冊子を贈呈するとともに、今後、千葉県内の各中学校と図書館にも順次贈呈していくことにしている。
なお、本冊子は書店で販売しないので、購入希望者は、実行委員会事務局(コープみらい千葉県本部内、電話:043-301-6681 9時?18時・土日祝休)まで。
(関連記事)
・一般財団法人コープみらい社会活動財団を設立 (15.06.17)
・全国生協2期連続で増収増益 日本生協連総会 (15.06.15)
・新副会長に本田、新井両氏が 日本生協連 (15.06.15)
・新井ちとせ氏が新理事長に コープみらい通常総代会 (15.06.05)
・日本生協連の新電力会社電力供給開始 (15.03.27)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日