25%の世帯がネットショッピングを利用 総務省統計局2015年7月27日
総務省統計局はネットショッピングを需要(世帯)側から詳細に把握する調査を1月から3月までの3か月間行い、その結果を公表した。
家計消費状況調査(注)の結果で、2人以上の世帯でネットショッピングをした割合は、2002年はわずか5.3%だったが、2014年は25.1%と約5倍になっており、これは4世帯に1世帯が利用しているということになる。

図1を見ると、ネット注文を行う世代は40歳未満が最も利用が高く、一番低かったのは70歳以上の11.4%だった。
しかし支出額で一番多いのは70歳以上で、ネット利用の割合は低くても、ネット注文で支払う金額は多いことがわかる。
◆食料品をネットで買う高齢者多い
◎食料


図2から「旅行関係費」が20.0%と最も高く、次が「食料」で14.4%となっている。
食料を年代別でみると70歳以上が17.5%と利用が高く、次いで60~69歳代の15.1%、40歳未満で14.9%の順となっている。(図3)
食料をさらに食料品、飲料、出前の項目に分けると、70歳以上が食料品利用に関して13.7%と一番高い。
重量のある商品を持ち帰ったり、店先まで出歩くことの難しい高齢者の利用が今後も増えていくと考えられる。
飲料に関しては年代別に大きな差は見られなかったが、出前利用は他の年代に比べ、70歳以上が高かった。
◎医薬品・健康食品
図2の全体平均の中で、医薬品・健康食品が占める割合は4.6%。
医薬品と健康食品の項目を分けた図4を見ると、70歳以上は健康食品に関しての利用が高い。これは高齢者の健康志向の高さと、体に関して不調を感じ、サプリメントなどを利用しようと考える人が多いことが考えられる。
◎そのほかの項目
旅行関係の利用をする平均割合は20.0%と一番多かったが、その中でも退職したと考えれる60-69歳での利用が一番高く、26.4%となっている。また、旅行関係の決済をインターネット上で、年代関係なく60%以上が行っていた。
(注)家計消費状況調査とは、家計調査を補完する調査(2001年10月開始)で、サンプルサイズは全国3万世帯。ネットショッピングの支出総額に関しても調査を行っている。
出典:総務統計局統計Today No.96 「ネットショッピングの実態を探る!!~家計消費状況調査 調査開始から3か月間の結果より~」
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