ノルウェーのKilter社に出資 精密除草ロボットを欧州販売網で展開 クボタ2026年3月5日
クボタは、AIを活用した超精密除草剤散布ロボット「AX-1」を開発するノルウェーのアグリテック企業Kilter ASに出資した。2026年から同社の販売ネットワークを通じ、ドイツとオランダで同ロボットの取り扱いを開始する。
ほ場で稼働する超精密除草剤散布ロボット「AX-1」
株式会社クボタは2026年3月4日、ノルウェーのアグリテックスタートアップ企業Kilter ASに出資したと発表した。Kilter社はAIを活用した超精密除草剤散布ロボット「AX-1」を開発・製造・販売している。クボタは2026年から自社の販売ネットワークを活用し、ドイツおよびオランダで同機の取り扱いを開始する。
EUでは環境負荷の低減と持続可能な食料生産を目的に化学農薬の使用削減が政策課題となっており、除草剤の使用可能成分の制限や雑草の薬剤耐性の増加などにより、精密で持続可能な除草技術への需要が高まっている。
Kilter社の「AX-1」は、6ミリ×6ミリメートルの範囲を狙って除草剤を1滴ずつ散布する「Single Drop Technology」を採用し、必要最小限の除草剤で作物周辺の雑草を処理できる。これにより、作物を傷つけることなく効率的な除草作業が可能で、除草剤使用量の削減にもつながる。
同機はすでにノルウェー、スウェーデン、ドイツなどで販売されており、15種類以上の作物に対応している。今後は対象作物の拡大とともに、クボタの販売網を活用した欧州市場での展開を進める。
Kilter社は2021年設立。本社はノルウェー・アーケシュフース県にあり、AIを活用した自律型超精密除草剤散布ロボットの開発・製造・販売を手掛けている。
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