東日本大震災 被災の記憶を子どもたちへ ワークショップなど開催 パルシステム東京2026年3月5日
生活協同組合パルシステム東京は3月14日、東日本大震災の経験がない世代に記憶をつなぐイベントを配送拠点の足立センター(足立区中央本町)で開催。絵本読み聞かせやワークショップを通じ、利用者家族とともに被災地を忘れずに寄り添い続ける意味を考える。
ワークショップで制作する「まけないぞう」
イベントではパルシステム東京が運営する保育所「ぱる★キッズ足立」の職員が、東日本大震災の後、被災地に設置された「今はいない人」と話せる線のない電話ボックスをモデルにした絵本などを読み聞かせる。子どもたちが被災の悲しみや教訓、復興に向けた人と人のつながりを理解できるよう、物語を伝える。
大規模災害の被災地の現状を伝えるのは、能登半島地震の被災者支援の拠点で活動する被災地NGO恊働センター(兵庫県神戸市)の増島智子さん。能登とのオンライン中継で、被災者に寄り添い続ける活動を紹介する。
ワークショップでは、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに始まった「まけないぞう」作りを体験。被災した人たちが、全国から寄付されたタオルを壁掛けができるようゾウの形に縫い上げ、販売額の一部を収入とする活動で、コミュニティを離れ仮設住宅で暮らしていた被災者のアイデアで、被災地NGO恊働センターが始めた。
増島さんが、東日本大震災や能登半島地震など大規模災害のたび、被災した人々の心に寄り添い全国で広げてきた支援のエピソードを語りながら、利用者家族に作り方を教える。被災によりコミュニティや仕事を失った人たちが集い、手仕事で可愛らしい「まけないぞう」を作り、支え合ってきた「つながり」の形を伝える。
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