注目はスーパーフード ヘルス&ウェルネス食品市場2016年7月7日
(株)富士経済は健康意識が高まる中で需要が拡大しているヘルス食品とウェルネス食品の国内市場を「ヘルス&ウェルネス食品市場の将来展望2016」にまとめた。
今回、ヘルス食品は興農表示が可能な保険機能食品を、ウェルネス食品は特定の素材や成分をオフ・ゼロにした食品などと定義した。
注目ウェルネス食品市場として食物繊維、プリン体オフ・ゼロ、ミネラル、糖質オフ・ゼロをあげた。
食物繊維はシリアルフーズ、野菜系飲料、スナック菓子、ビスケット・クッキー類が中心。拡大はシリアルフーズがけん引しており、2016年も好調が続くとみられている。
プリン体オフ・ゼロはアルコール飲料が拡大をけん引しており、2016年見込みは前年比11.9%増の2410億円とみられている。
ミネラルは嗜好飲料、シリアルフーズ、乳性飲料などが中心。拡大は嗜好飲料の麦茶とシリアルフーズの伸びに支えられている。
糖質オフ・ゼロはアルコール飲料が中心で、糖質抑制ダイエットや高血糖予防のニーズを背景にパンや麺類でも新商品が発売されている。
一方、脂肪分オフ・ゼロ、カロリーオフ・ゼロ、熱中症対策は縮小・苦戦している。ヨーグルトでは脂肪分オフ・ゼロでない商品設計へのリニューアルが相次いでいる。
◆ナチュラル志向の高まり
ヘルス食品、ウェルネス食品の国内市場は合算で2015年に前年比4.1%増の2兆7724億円となった。ヘルス食品は特定保健用食品のドリンク類が拡大をけん引し、市場は4178億円となった。ウェルネス食品は効能を明確に表示できないものの、健康感の訴えで伸びている。
注目は同市場でのアルコール飲料、調味料で、アルコール飲料では糖質、糖類、プリン体オフ・ゼロのビール類や低アルコール飲料が急速に伸びている。
調味料は化学調味料や保存料などを添加していない無添加賞品がナチュラル志向の高まりで伸びている。
注目コンセプト市場はスーパーフードで、チアシードやキヌアなどを原料にした加工食品を対象としている。2015年は前年比117.2%の279億円、2016年見込は同比104.7%の292億円となっている。
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