東京大学と連携 日本生協連が健康チェックシステム構築2018年3月13日
・Web上で簡単アドバイス
日本生活協同組合連合会(日本生協連)はこのほど東京大学と連携し、手軽に自らの健康や食習慣をチェックできるWebチェックシステムを新たに構築した。
このシステムは、東京大学医学系研究科社会予防疫学分野の佐々木敏研究室が開発した「BDHQ」(簡易型自記式食事歴法質問票)をWeb化したもので、およそ80の質問で個人の直近1カ月の食事メニューの内容を問う形式となっている。個人の食事の摂取状況をパソコンやスマートフォンから簡単に回答し、食習慣改善に向けた個別の分析結果や具体的アドバイスの返信を受け取れる。4月から全国の会員生協に取り組みを呼び掛け、参加を広げていく。
日本生協連では2016年度以降、一部生協で、BDHQを使った組合員に対する学習活動を実験的に行ってきたが、きわめて好評だったことから、より多くの生協組合員が手軽に回答できる仕組みとしてシステムを構築した。
一昨年6月に国が策定した第3次食育基本推進計画の5つの重点課題の中の1つに「健康寿命の延伸につながる食育の推進」があり、そこには、「生活習慣病の予防や改善のために、普段から適正体重の維持や減塩などに気をつけた食生活を実践する国民を増やす」との具体的な記述がある。
生活習慣病が増加し、超高齢化社会の進行など「健康と食」への関心が高まる中、生協では、今回の新システム構築を通じて、一人ひとりの健康づくりをさらに支援していきたいとしている。
(関連記事)
・超高齢社会を「先生」として生きる(18.03.06)
・米消費拡大と健康増進で包括連携協定を締結 JAおおいがわ・東洋ライス(17.11.10)
・自営農業者は元気で長生き(17.06.30)
・【インタビュー・JA全中 小林 寛史 農政部長(都市農業対策室長 )】体験型農園を新しいライフスタイルに(17.03.31)
・高齢化社会で助けあいの力が求められる JA助けあい組織全国交流集会・JA健康寿命100歳サミット(16.11.11)
・JA健康寿命100歳弁当 「5色を食べて達者が一番」部門・JA大阪南が受賞(16.10.14)
重要な記事
最新の記事
-
飼料用米の支援 見直しを 財政制度等審議会が建議2025年12月3日 -
緑茶の輸出額 前年比2.3倍 農林水産物・食品の10月輸出実績2025年12月3日 -
JA貯金残高 108兆731億円 10月末 農林中金2025年12月3日 -
米の安定供給どう支える? 直接支払めぐり論戦 共助の「基金」提案も2025年12月3日 -
平和的国防産業の寿命【小松泰信・地方の眼力】2025年12月3日 -
【農と杜の独り言】第6回 野菜・あなたのお生まれは? 食の歴史知る機会に 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月3日 -
童門氏の「恕」 混迷時こそ必要 "協同のリレー" JCA客員研究員・伊藤澄一氏2025年12月3日 -
【異業種から見た農業・地域の課題】担い手が将来展望を描けること 金融×人材×資源で強靭な地域に 一消費者の視点から 元大蔵省・藤塚明氏に聞く2025年12月3日 -
ご当地牛乳「リソルホテルズ」でウェルカムドリンクとして提供 JA全農2025年12月3日 -
毎年大人気!希少な岐阜の「堂上蜂屋柿」を販売開始 JAタウン2025年12月3日 -
稲作生産者の生産現場に密着 生産者ドキュメンタリー動画を公開 JA全農2025年12月3日 -
JAタウン「ホクレン」北海道醸造の日本酒10商品「送料負担なし」で販売中2025年12月3日 -
冬休みの牛乳消費拡大を応援「メイトー×ニッポンエール 冬のおいしいミルクコーヒー」発売 JA全農2025年12月3日 -
「佐賀県産うれしの茶フェア」5日から全農直営19店舗で開催 JA全農2025年12月3日 -
病院経営の改善に求められる課題は? 「医療の質と生産性向上」セミナー 日本文化厚生連2025年12月3日 -
安全性検査クリアの農業機械 1機種7型式を公表 農研機構2025年12月3日 -
【人事異動】日本製紙(2026年1月1日付)2025年12月3日 -
鶴岡共乾施設利用組合第1回総会開く JA鶴岡2025年12月3日 -
【役員人事】井関農機(12月1日付、12月31日付、1月1日付)2025年12月3日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月3日


































