西友が店内に植物工場開設 新鮮なレタスを販売2020年2月17日
西友(東京都北区)は、植物工場に関する研究開発・コンサルティング業務を手掛けるプランツラボラトリー(東京都港区)と共同で、西友上福岡店(埼玉県ふじみ野市)に「店内植物工場」を開設し、水耕栽培レタスを2月26日から販売する。
今回導入される「店内植物工場」は、上福岡店3階の約45坪の区画に、プランツラボラトリーの水耕栽培装置を設置し運用を始める。植物工場内の専任スタッフが毎日収穫し、包装されたレタスは、すぐに地下1階の野菜売場で1株137円(税抜)で販売される。
安心・安全、産地からの距離が近いなどの点から、昨今は地場野菜や契約野菜など生産者の顔が見える野菜、鮮度の高い野菜へのニーズが高まっている。同社でも、それらの商品の取り組みを強化しており、売上は年々増加。今年度中に地場野菜と契約野菜の青果における構成比を約10%まで高めることをめざしている。
店内の植物工場で栽培された野菜は、天候に左右されず、安定した商品供給が可能となる。また、"店産店消"で無農薬栽培を実現できることから、同社ではサステナビリティにつながる取り組みになるとしている。
また、店内植物工場が、これまで物販、飲食、サービス業などテナントを誘致して売場スペースの新たな有効活用策になると期待しており、当面は西友上福岡店で運用し、店舗で導入するためのノウハウを蓄積していくという。
西友店舗内で運営するレタス栽培の植物工場のイメージ
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