国産鶏種の「丹精國鶏」で「ひとくちチキン」 生活クラブ2020年3月17日
生活クラブ生協連合会(生活クラブ)は、国産鶏種※の「丹精國鶏(たんせいくにどり)」を使った「ひとくちチキン(味噌漬け)」を4月から提供する。
生活クラブが4月から取り扱いを始める「ひとくちチキン(味噌漬け)」は、弾力のある噛みごたえと深い旨みが味わえる「丹精國鶏」のもも肉をひとくちサイズにカットし米味噌で味付けしたもの。
この丹精國鶏は、太陽光や自然の風が入る広々とした鶏舎で、面積当たりの飼育羽数も一般的な飼育羽数より少なくし、生育期間も10日ほど長くとってゆったりと育てられている。また、飼料は遺伝子組換えをしていない穀物や、国産飼料用米が与えられている。
生活クラブは、国内自給への貢献と持続的、安定的な確保を目指した国産鶏種の取り組みを2001年から生産者とともに始めている。現在も試行錯誤を繰り返しながら、より健康的でおいしい品種の鶏を育種する挑戦を続けているという。
製品の概要は次のとおり。
▽品名 ひとくちチキン(味噌漬け)
▽取扱開始日 4月から
▽内容量 150g
▽規格 冷凍
▽価格 460円(税抜き)
▽提携生産者 全農チキンフーズ(株)
(※)「国産鶏種」とは、日本国内で育種改良され、国内で種の維持管理ができる鶏をいう。国内で食べられている鶏のうち、「国産」とされていても元は外国から輸入したひなを国内で育てたものが多くを占めている。国産鶏種は外国鶏種と異なり、日本の気候風土にあった丈夫な鶏種の開発や、日本人の嗜好にあった味などを目指した育種改良など多くのメリットがある。また、鶏の伝染病など、海外で不測の事態が生じた場合でも、その影響を受けることが少ないとされる。
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