「食と健康」で地域活性 包括連携協定を締結 山梨県北杜市とはくばく2020年8月5日
穀物カンパニーの(株)はくばく(山梨県中央市)は8月4日、山梨県北杜市と、「食と健康」を核とした地域活性化に関する包括連携協定を締結した。北杜市がめざす安全・安心な「食」を通じた市民の健康づくりの推進と、はくばくの地域貢献として健康食の価値向上をめざす。
連携協定を結んだ北杜市の渡辺英子市長(写真左)とはくばくの長澤重俊社長
同社は、「麦こそ健康の源」という想いから、大麦を中心とした穀物の第一人者として、おいしさと健康を追求した商品を開発してきた。現在は、大学や企業、研究機関と連携を図り、大麦を活用した食後血糖値の上昇抑制や腸内環境の改善など、健康機能性に着目した研究を行い、健康効果の実証に向けた取り組みを推進している。
一方、北杜市は、近年、糖尿病患者が増加する中、市民一人ひとりが一生涯健康で幸せに暮らすことができる「健幸北杜」を推進。また、市民の食の改善を通じた健康づくりのサポートをはじめ、同市の「食」を通じて子どもたちの愛郷心を育むための、様々な取り組みを展開している。同協定により、両者が力を合わせることで、北杜市民の食から健康に向けた取り組みの推進を中心に、さらなる地域活性化をめざす。
◆包括連携協定の主な内容
(1)市民一人ひとりが、一生涯健康で幸せに暮らすことができる食の改善を通じた健康づくりのサポートに関する取り組み
(2)子どもたちが、北杜市の「おいしい食」を魅力として気づき「ふるさと北杜」を愛し、一生涯暮らし続けたいと思う心を育むための取り組み
(3)「食と健康」に関する地域住民への啓発活動
(4)本協定による取り組みを全国に向けて発信することによる、北杜市及び株式会社はくばくの知名度の向上を目指した取り組み
(5)持続可能な開発目標(SDGs)「3 すべての人に健康と福祉を」の達成に向けた取り組み
(6)地産地消の推進に向けた取り組み
(7)その他本協定の目的を達成するために必要な取り組み
重要な記事
最新の記事
-
会長に中嶋康博氏を選任 食料・農業・農村政策審議会2025年10月29日 -
10月31日に食糧部会 新委員で審議 農水省2025年10月29日 -
長良川流域文化の資源を活用 世代継承できる地域づくりに学ぶ【JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト】(1)2025年10月29日 -
長良川流域文化の資源を活用 世代継承できる地域づくりに学ぶ【JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト】(2)2025年10月29日 -
トラへの媚びよりクマ退治【小松泰信・地方の眼力】2025年10月29日 -
1人当たり精米消費量、前年同月マイナス7ヵ月に 高値が影響か 米穀機構2025年10月29日 -
「節水型乾田直播」の安易な普及に懸念 水田の多面的機能維持を求め共同声明 OKシードプロジェクトなど40団体2025年10月29日 -
GREEN×EXPO 2027開催まで500日 出展概要・大型協賛を公表 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月29日 -
「出張!値段のないスーパーマーケット」大阪・梅田に開店 農水省2025年10月29日 -
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」青森県で開催 JA全農2025年10月29日 -
岩手県新ブランド米「白銀のひかり」デビュー ロゴマークを初披露 JA全農いわて2025年10月29日 -
茶畑ソーラー営農型太陽光発電でバーチャルPPA契約 JA三井エナジーソリューションズ2025年10月29日 -
基腐病に強い赤紫肉色のサツマイモ新品種「さくらほのか」を育成 農研機構2025年10月29日 -
サツマイモ基腐病に強い 沖縄向け青果用紅いも新品種「Hai-Saiすいーと」育成 農研機構2025年10月29日 -
アイガモロボ(IGAM2)環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の対象機械に認定 井関農機2025年10月29日 -
2025年度JA熊本県青壮年部大会開催 JA熊本中央会2025年10月29日 -
鳥インフル 米ジョージア州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月29日 -
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月29日 -
SNSで話題 ライスペーパーレシピ本『ケンミンぼうやに教わる ライスペーパーレシピ』発売2025年10月29日 -
2025年度JCSI調査 生命保険部門で「顧客満足度」9度目の1位 CO・OP共済2025年10月29日


































