76.1%のマーケターがSDGsに取り組むべきとするも、実態は約3割2020年8月21日
(株)ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「マーケターのSDGsへの取り組みに関する実態調査」の結果を発表した。
同調査は、7月8日~14日にかけて、企画・マーケティング・販売促進を担当していると回答した、20歳から59歳の会社員348人を対象に実施。調査の概要は次の通り。
上場企業は約7割が、SDGsを認知
企画・マーケティング・販売促進に従事する人のうち、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標「SDGs」について認知している人は、57.7%。上場企業のマーケターに限ると67.3%、非上場企業では52.6%だった。
実際にSDGsに取り組むマーケターは約3割
SDGsを認知しているマーケターに、マーケティング施策にSDGsを採り入れるべきと思うかを聞いたところ、「そう思う」と答えた人は32.3%、「やや思う」人は43.8%。あわせて76.1%が採り入れるべきと考えていることがわかった。
一方、「マーケティング施策にSDGsを採り入れている」と答えたマーケターは29.9%にとどまり、上場企業のマーケターに限ると41.6%、非上場企業では18.7%だった。
課題は、「費用対効果の明確化」
SDGsをマーケティング施策に採り入れるべきと考えているマーケターに、課題を聞いたところ、最も多くの人から挙がったのは「費用対効果の明確化」(50.3%)。次いで「経営層の理解」(49.7%)、「知見やノウハウ」(44.4%)だった。
SDGsに取り組んでいると認知されている企業1位は「トヨタ自動車」
SDGsを認知しているマーケターに、SDGsに取り組んでいる企業として認識している企業数を聞いたところ、「1社~2社」が最も多く(29.4%)、次いで「ひとつもない」(25.9%)、「3~5社」(24.9%)だった。
また、SDGsに取り組んでいると聞いて思い浮かぶ企業として、最も多くの人が挙げたのは「トヨタ自動車株式会社」(10.3%)。次いで「パナソニック株式会社」(7.9%)、「サントリーホールディングス株式会社」(5.0%)と続いた。
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