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高齢者の健康づくり等テーマに地域コホート研究で提携 協同乳業など6者2020年8月21日

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協同乳業は8月19日、島津製作所、花王、山口県、山口市、山口大学と6者で、高齢者の健康づくり等をテーマとした地域コホート連携に関する合意書を締結。山口大学医学部に当該研究に取り組む社会連携講座を設立する。

高齢者の健康づくり等テーマに地域コホート研究で提携

同連携は、山口県、山口市および山口大学が同大学に高齢者の健康づくり等をテーマにした地域コホート研究講座を設置し、運営する。山口大学、協同乳業、花王および島津製作所は、高齢者の介護予防、加齢に伴う認知機能・移動機能・口腔機能などの低下予防に対する生活習慣や腸内フローラの関係性についての検証等をテーマとした山口県における地域コホート研究を実施する。

2019年10月時点の山口県の高齢化率(総人口に占める65歳以上の比率)は34.3%と高く、全国平均の28.4%を上回っている。この課題に対応するため、島津製作所と山口県、山口市、山口大学の4者は2018年12月に健康づくり等をテーマとした技術連携に関する基本合意書を締結し、協議を進めてきたが、協同乳業と花王がこれに参画。6者による、高齢者の健康づくり等をテーマとした地域コホート連携に関する合意書を締結するとともに、山口大学医学部に設立される社会連携講座にて上記の地域コホート研究を実施することとなった。
協同乳業は、腸内細菌叢の代謝産物解析を利用した機能性食品を開発しており、腸内細菌叢により産生されるポリアミンがマウスの寿命伸長を促し、加齢に伴う学習記憶力の低下を防ぐことを見出している。
一方、島津製作所は、クロマトグラフや質量分析計など、血液や食品などに含まれる多成分を高感度に検出する高度な技術・製品を有しており、認知症に関しては血液から高い精度のアルツハイマー病変(アミロイド蓄積)検出法開発の実績がある。また、花王は、血中のキラルアミノ酸を迅速・高感度に一斉解析する技術を有しており、認知機能の変化を評価する指標として、血中に微量しか存在しないD-アミノ酸が有用であることを発表している。
同取り組みにおいて、協同乳業は、山口県と山口市の各関係機関との連携や住民モニターの協力のもと、山口大学、島津製作所、花王と連携し、腸内細菌叢のポリアミン産生を促すヨーグルトなどによる認知症のリスク低減・予防等に関する実証研究を行う。

ポリアミン:ポリアミンはすべての生物種の全細胞に普遍的に存在し、DNA、RNA、およびタンパク質の合成や安定化、細胞の増殖や分化など多方面の生命現象に関連しており、細胞の正常な活動のために必須の生理活性物質。特に老年病の主要因である慢性炎症の抑制に有効で、健康寿命との関連性が注目されているほか、最近は脳機能への関与も示唆されているが、加齢に伴い産生能力が低下することから、生体外から摂取することでアンチエイジング効果を得る試みが行われている。

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