家庭菜園を今後も継続したい人9割以上 タキイ種苗が「2020年度野菜と家庭菜園に関する調査」結果を公表2020年8月24日
タキイ種苗株式会社(京都府下京区、瀧井傳一台保養取締役社長)は、「2020年度野菜と家庭菜園に関する調査」結果をこのほど発表した。家庭菜園を外出自粛期間以降に始めた人が約3割で、今後も継続したいと考える人が9割以上に達していることが分かった。
8月31日の野菜の日(8(ヤ)月3(サイ)1(イ)日)を前に、20歳以上の男女600人を対象に実施したもの。農業関連従事者はもとより、食料や酒類を除く飲料の卸売業者、小売業者などは調査の対象から除外しており、今回が12回目の調査。
それによると、好きな野菜の首位は74.0%を占めた「たまねぎ」で、調査開始以降の12年間で初めてトップになった。11年連続でトップだった「トマト」が初めて首位の座を譲り渡したものの、子供が好きな野菜ではトップ(52.3%)となり、安定した人気を見せている。
新型コロナウイルスで外出自粛となった期間に「食生活の変化」を感じた人は8割以上(85.5%)に上り、「外食減少」76.0%、「調理頻度が増えた」49.0%、「生鮮食料品を買う量の増加」46.2%などが上位に名を連ねている。
この外出自粛期間中に家庭菜園を始めた人が29.6%とおよそ3割に上り、今後も家庭菜園を継続したいとしたのは96.2%に達した。始めた家庭菜園に満足している様子がうかがえる。
調査では「食品ロス」の問題についても聞いている。「意識している」と回答した人は72.2%で、具体的な行動を起こしている人を合わせると、9割以上の人が食品ロス削減に対し問題意識を持っている。プラスチック包装がない(少ない)野菜に「抵抗を感じない」は74.9%で、前年と比べやや減少(5.5ポイント減)ではあるものの、「コロナの影響から衛生への意識が高まっていることが考えられる」としている。
今回の調査では、今注目の野菜「ケール」について新たに尋ねた。「知っている」は86.0%で広く認識されていることが分かるとともに、「健康によい」55.6%、「栄養が豊富」41.1%、「スーパーフード」21.7%などと続いており、健康によいイメージが広がっている。
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