食との向き合い方を学ぶ「foodskole」第2期募集開始2020年10月21日
食卓に小さなよろこびを提供するコンテンツを提供する(株)honshokuは、食との向き合い方を学ぶ場「フードスコーレ」の第2期プラグラムの受講生の募集を開始。企業との連携プログラムや課外活動、商品開発なども積極的に進める。
「フードスコーレ」は、生きるうえで大切な食にまつわる環境や、フードロス、農業、料理、経済、食文化、循環食などのテーマについて考え、食についての教養を身につける実践の場として4月にスタート。食を媒体にして自分の生き方について考えるきっかけづくりの場として、食を生業とする講師を迎え、全5クラスのオンラインクラスを6月に開設した。第1期プログラムは、海外と日本全国から受講があり、9月30日に終了。学生、新社会人、主婦、会社員、会社役員など様々な年齢や立場の人が受講し、畑を借りて農園部を立ち上げたり、マルシェを開催したりするなど、クラスにとどまらない新たなプロジェクトや部活動、商品開発に向けた動きも生まれた。
第2期はカリキュラムの一部をアップデートし、新たに受講生を募集。クラスとは別に「ゼミ」や「部活動」を設け、第1期でテーマにしたプロジェクトを継続して進行できる場も提供する。また、問い合わせがあった企業との連携プログラムや課外活動、商品開発も積極的に進めていく。
第2期のプログラムは、「フードロス」「食のサステナビリティ(SDGs)」「日本の"日常食"を学び考える」「『自身の食を豊かにする』食の編集者養成」「『食』を使った地域づくりのはじめ方〜地域活動の手順を考える〜(入門・インプット編)」の5つのクラスを開催する。
フードスコーレ校長の平井巧氏は「食の領域は、文化、社会、経済、自然環境など、高度化・深化し、カテゴライズされた分野ごとにリテラシーが必要になってきている。食の領域を広げて学ぶのは少し難しそうだが、食がもつエンターテイメント性に寄り添いながら、学ぶおもしろさも持っておきたい」と話している。
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