新型コロナウイルスによる飲食業界への影響は、業界のビジネスモデルに変革をもたらしている。

一方、同社が長年飲食業界の支援に取り組んで来た中で、忙しい飲食従事者は日々の営業で忙しく情報収集に時間を取るのが難しいという声もあった。同社が7月に飲食従事者向けにへ行ったSNS・アプリ利用に関するアンケートでは、「食」に関する情報収集について、インターネット利用が69.1%、SNS利用が44.2%という結果となったことから、飲食従事者に寄り添うスマートフォンアプリ「ククロ」をリリース。 一人でも多くの飲食従事者へ、自身の感性やスキルを磨く機会を提供していく。

「ククロ」は、「食」に関連する市況・動向・トレンドを日々配信し、日常生活の中に飲食業界のいろんな「なるほど！」を届ける。また、飲食人のインタビューや座談会内容、アンケート結果など、調理、サービス、パティシエ、バリスタ、店長など飲食業界の職種問わずに、さまざまな声を紹介。休憩時間や仕事前に、1分程度でさくっと見られる学習系コンテンツも充実させる。

アプリ内ではアクションに応じて、ユーザーへポイントを付与。ためたポイントは、ギフトカードや現金などに交換できる。また、シェア機能やログ機能などの追加も予定している。

さらに、飲食人との共同企画として、「RED U-35」「S1サーバーグランプリ」など、飲食関連のコンテスト受賞歴があり、Z世代を中心とした業界への熱い想いを持つ約20人の飲食人が、アンバサダーとなり、共同でアプリ企画を進めていく。 定期的に座談会を開き、「飲食業界を盛り上げるには、どのような機能にすればよいか？」「飲食人が興味あるコンテンツは？」などのディスカッションで出た意見・アイデアを、アプリ機能やコンテンツ企画に反映していく。