緊急事態宣言下で増える「流通先を失った食品」の買い取りを強化 クラダシ2021年1月12日
社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI」を運営する(株)クラダシは、1月8日に発令された緊急事態宣言を受け、卸売業や飲食店などの食品関連事業者の「流通先を失った食品」の買い取りを強化するサポートプログラムを実施する。
今回の取り組みは、食品関連事業者に販路のひとつとしてKURADASHIを活用してもらい、約14万人のユーザーに向けて「買って&食べて応援」のアクションを喚起するのが狙い。
前回、2020年4月に発令された緊急事態宣言では、多くの飲食店が営業時間短縮を求められ、その状況に比例して「食べられるにもかかわらず余った食品」の量も増加。この状況を解決するために農林水産省の「令和2年度 国産農林水産物等販売促進緊急対策」や国税庁「酒類の国内消費回復・拡大支援事業」など官公庁も積極的にプロジェクトを実施。同社も参加しているが、農水省の補助事業は2月で終了予定。今回、再び緊急事態宣言が発令され、さらに多くの食品が余ることが予想され、その影響は、飲食店だけではなく食品関連事業者にも波及する。また、消費・賞味期限が切れた食品の廃棄コストという追加の負担も発生することから、同社の「サポートプログラム」を通して、食品関連事業者の問題の解消をめざす。
■「サポートプログラム」詳細
プログラム内容:流通先を失った食品を買い取り&KURADASHIで販売し、KURADASHIユーザー向け販促を無料で実施
申込期限:2月26日
参加費用:無料(登録料・販促費用などは不要)
対象商品:食品、飲料、アルコール
対象事業者:コロナ禍で困っている食品関連事業者様
販促内容:KURADASHI公式SNS、メールマガジンなどでの配信を予定
申込方法:下記の申込フォームから
重要な記事
最新の記事
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日
-
微生物農業資材を用いた大阪産の減肥料栽培で共同研究開始 ナガセケムテックス2024年4月19日
-
栃木県真岡市産バナナ「とちおとこ」使用「バターのいとこ」那須エリア限定で新発売2024年4月19日
-
大阪泉州特産「水なす」農家直送で提供開始「北海道海鮮にほんいち」2024年4月19日