街からはじめる鳥獣対策「ドットワナマガジン」リリース WorkVision2021年1月29日
(株)WorkVisionは1月27日、主に都市部在住者へ向けて鳥獣対策活動の啓蒙・情報発信を行うウェブマガジンサイト「ドットワナマガジン」を正式リリースした。
イノシシ、シカをはじめとする野生動物による農林業被害は、農林水産省によると100億円を大きく上回る年間被害額となっている。この被害による影響は、耕作地放棄や離農の原因になるほか、土壌流出による災害の誘発、希少植物の食害、車両・列車への衝突による経済損失、豚熱など家畜伝染病の媒介要因になり、命に関わる人的被害にもおよび、数字として表れる以上に深刻で多岐にわたる。
同社は、この社会課題に対し「都市部在住者を巻き込む」という新たな発想で鳥獣対策地域の応援を行うプロジェクト「.Wanna!(ドットワナ)」を展開。鳥獣対策に対する日本初のビジネスモデルとして特許認定され、農業・狩猟関係者だけでなく、自治体、NPO、研究団体などからも評価され、小田急電鉄の「ハンターバンク・プロジェクト」など、活動に賛同する企業とのコラボレーション企画も展開している。
プロジェクトでは、スマートフォンアプリを通じて鳥獣対策地域の応援ができる仕組みの提供を予定。先行して都市部在住者の目線で情報を発信し啓蒙活動を行うウェブサイト「ドットワナマガジン」をリリースした。同サイトでは、プロジェクトに賛同・共感する農業・狩猟・ジビエ関係者や研究者などが、都市部在住者が読んでも分かりやすい記事を執筆。また、「狩猟はできない」という制約がありながらも鳥獣対策へ取り組む都市部在住者のドキュメンタリーや、スマートフォンアプリを通じた鳥獣対策地域の応援活動など、鳥獣対策活動をより身近に感じられる工夫をしている。
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