三井住友銀行と災害時用備蓄食糧のシェアリングを推進 クラダシ2021年2月9日
社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する(株)クラダシは、三井住友銀行と災害時用備蓄食糧の提供に関する合意書を締結。「クラダシ基金」を活用し、三井住友銀行が従業員用に備蓄する災害時用備蓄食糧の入替時に、クラダシがハブ役となり、全国のフードバンクに提供する。
「KURADASHI」のサイトでも販売することでフードシェアリングの輪を広げ、食品ロス削減に貢献する企画の第一弾で、三井住友銀行の災害時用備蓄食糧をフードバンクかながわに配達。その際の送料はクラダシ基金で賄う。
企業などが備蓄する災害時用食糧は賞味期限に合わせて数年に一度入れ替える必要がある。三井住友銀行ではこれまで入替のたびに、賞味期限内の食糧の有効活用について検討していることから、両社がこれらの食糧のシェアリングを推進する試みを開始した。今後、三井住友銀行の災害時用備蓄食糧の入替時にクラダシがハブ役となり、全国のフードバンクに連絡、ニーズに応じて提供するほか、「KURADASHI」のサイトでも販売することで、食品ロスの削減に継続的に貢献する。
2019年10月1日に食品ロス削減推進法が施行され、寄付された食品を福祉施設や子ども食堂などへ提供しているフードバンクが注目されるようになった。一方、倉庫の規模や品質の担保など、食品メーカーがフードバンクを活用する上での課題が残っている。クラダシは、2019年に「クラダシ基金」を立ち上げ、地方創生につながる取り組みや、全国120団体を超えるフードバンクのハブ役を担い、社会貢献活動を支援している。
重要な記事
最新の記事
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日
-
JA愛知信連と高機能バイオ炭「宙炭」活用に関する協定締結 TOWING2025年5月2日
-
5月の野菜生育状況と価格見通し だいこん、はくさい、キャベツなど平年並み 農水省2025年5月2日
-
「ウェザーニュースPro」霜予測とひょう予測を追加 農業向け機能を強化2025年5月2日