佐賀発 炭素じゅんかん農法による「生姜リキュール」発売 シニア就農者が挑戦2021年2月19日
佐賀市の友幸素舎は、じゅんかん発酵肥料と焼酎粕発酵肥料、もみ殻などを使い土づくりにこだわって栽培した生姜を使ったリキュール「サガジンジャー(Sága Ginger)」をクラウドファンディングのプロジェクト『奇跡のショウガ「Sága Ginger」でアナタの心と体の免疫力UP!! 』で販売している。
同社は、佐賀県庁を定年退職後に農産品の研究を経て、2020年に新規就農した西原幸一さんが、有明海干潟に広がるミネラル豊富な干拓地で、炭素と窒素の割合を一定にして土の発酵を促し、化学肥料や農薬を使わない「炭素じゅんかん農法」で生姜を栽培。じゅんかん発酵肥料と焼酎粕発酵肥料、もみ殻などを使って土づくりにこだわり、干拓地では困難といわれた生姜の栽培に成功した。

「サガジンジャーリキュール」は、佐賀県内最古の酒蔵、窓乃梅酒造で作られる米焼酎がベース。隠し味は、佐賀県唐津市が舞台の映画「ドルフィンマン」でも知られる加古島の「一の塩」で、対馬暖流海水を取水から仕上げまで外気に触れることなく、低温仕上げで細菌を100%カットしながらカルシウム・マグネシウム・カリウムが豊富に含まれている。佐賀県の素材を生かすことで、糖分を加えずに甘みを感じられる、「Sága Gingerリキュール」ならではの味が生まれた。
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